2008年7月15日
地球温暖化について考えてみる。
今年も新茶加工の時期を終え、ちょっと一息といったところです。
新茶の時期は、一番ネタもあってHPを更新するにはちょうど良いのですが、なにぶん忙しくて手が回らないのが
実情でして、やっと手を加えられます。
そこで、今年の「お茶」を振り返ってみますと、晩霜の被害もなく、又4月がとても暖かかったので、例年より
ちょっと早めになるかなと思っていたのですが、5月の上旬に寒の戻りがあり、さほど早くは成りませんでした。
お茶にとって晩霜という物は一番の敵です。
一年間育ててきた葉がたった一晩で無駄になってしまうのです。
ここ奥久慈地方は茶の生産地としては北限にあたります。それだけ晩霜の被害に遭う可能性が大きいのです。
現に通常ですと、芽が動き始めた頃に軽く霜が降り、数年に一度は摘採時期間際にやられたりしていました。
が、ここ数年、特に昨年からは一切霜の害もなく収穫時期もやや早まってきています。
これも地球温暖化の結果かどうかは判りませんが、お茶の生産者にとってはとても助かります。
しかし、お茶そのものも変わってきている様に思います。
この辺りは山間地帯の、静岡でいうところの川根や本山といった所謂「山のお茶」の山地です。
葉が肉厚になるため、形も無骨で水色もやや黄色みがかった緑黄色です。
が、平均気温が高くなってきている為か、やや葉も薄くなり、味も軽くなった様な気がします。
以前TVで、ヨーロッパ地方ではワインに適した葡萄の産地が北上しているというニュースを聞きました。
その時はそんなに気にもしなかったのですが、今思えば大変な事だなと思います。
このまま行ってしまえば、数年後には世界の特産品が全く変わってしまうかもしれませんね。
先日洞爺湖サミットが開かれ、温暖化について話し合いが行われたようですが、どうも真剣に今の地球の
自然環境を直視した話し合いでは無かったようです。
それぞれの国の利益や何やらを考えると仕方ないのかもしれませんが、もうちょっと何か考えられない
物なんでしょうかね。
私は丁度アニメやらTVゲームに飛びついた最初の世代でありまして、かの「宇宙戦艦ヤマト」に夢中になり、
松本零士さんの「999」や「キャプテンハーロック」など読みあさったくちですが、松本さんのSF作品には
堕落してしまった人間や社会という物を背景にしている物が多く、「キャプテンハーロック」などはまさに
平和ぼけして腑抜けになってしまった地球という物が舞台になっているのですが、その世界に向かっていって
しまっているんじゃないかと思ったりもしてしまいます。
ま、そこまで大袈裟な話をしてもナンですが、ただ地球温暖化という物は本当に身近な話だと改めて感じました。
今回は、柄にもなくちょっとまじめな話をしてしまいましたが、大事な事だと思うので書いてみました。
小さな事でも良いから環境にとって良い事を心掛けていきたいと思います。
その他にも石油高騰や穀物の高騰など云いたい事はいろいろあるのですが、またにしておきます。
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